【銘柄フラッシュ】アウンコンサルなど急伸しペッパーフードは米国上場申請が好感されて活況高
2018年9月5日 16:52
9月5日は、ペッパーフードサービス<3053>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、米NASDAQへの上場を申請との発表が材料視されて8.9%高。順調に運べば9月28日頃(米国東部時間)にADR(同社普通株式を原株とする米国預託証券)がNASDAQ市場に上場の予定。
2位はアダストリア<2685>(東1)の7.1%高となり、4日発表の月次動向(売上速報:国内月次売上高前年比、8月分)が好感されて再び出直りを拡大。
3位はアルファシステムズ<4719>(東1)の6.9%高となり、毎月6日頃と15日頃に「受注高の推移(12ケ月移動平均)」を発表することが意識され、このところのジリ高傾向による先高期待が遂に暴発したとされて一気に急伸高値。
アウンコンサルティング<2459>(東2)はストップ高の19.4%高となり、中国のシェアNo.1検索エンジン「百度(Baidu)広告」の基幹代理店になっていることや、8月末に中国の決済サービス大手と代理店契約を結び「支付宝(アリペイ)」「微信支付(ウイーチャットペイ)」を手掛けることなどへの期待が再燃して一昨日に続きまたもやストップ高。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>(東マ)は11.0%高となり、9月10日の売買から東証1部に移籍することや9月末の株式分割が材料視されて急伸。ロゼッタ<6182>(東マ)は4.4%高だが日本取引所グループ<8697>(東1)とIR情報の自動翻訳で実証実験との発表が注目されて活況高。
SIG(エスアイジー)<4386>(JQS)は再び出直って16.7%高。6月21日に上場し、「会社四季報」に載るのは9月14日発売の次号から。どのような評価になるか次第に注目が強まる様子。中央化学<7895>(JQS)は海洋汚染を起こすプラスチックに代わる次世代素材への取り組みなどが言われて連日大幅高の14.7%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)