Windows 10、今秋の大型アップデートは「October 2018 Update」

2018年9月3日 11:27

Microsoftは8月31日にドイツ・ベルリンで開幕したIFA 2018の基調講演で、Windows 10の今秋の大型アップデート(コードネーム: Redstone 5/RS5)が「Windows 10 October 2018 Update」という名称になることを明らかにした(Windows Experience Blogの記事)。 基調講演でMicrosoftのコーポレートバイスプレジデントのエリン・チャップル氏は、October 2018 Updateが7億台近いWindows 10デバイスに新たな機能や機能強化を提供し、人々が時間を最大限に活用する手助けをすると述べている。なお、Microsoftは6月のInsider Dev TourでWindows 10の(月間)アクティブデバイス数が7億台を超えたと発表していた。 また同日、Windows Insider Programではファーストリングのユーザー向けに、Windows 10 Insider Preview ビルド17751(RS5)の提供が始まった。ビルド17751では評価版を示すデスクトップのウォーターマークがRS5ビルドで初めて削除されている。 ただし、現在はファイナルリリースに向けてファイナルコードのチェックを開始した段階であり、ウォーターマーク削除がファイナルビルドを示すわけではないとのこと。ちなみに、致命的なエラーが発生したときに表示される画面もBSODではなくGSODのままだった。Windowsバージョンは1809で、ビルド17741以降変更されていない。 なお、スローリング向けには8月30日にWindows 10 Insider Preview ビルド17744(RS5)+KB4459375の提供が始まった。KB4459375はログアウトまたはシャットダウン時にGSODが表示される問題を修正するものだという。Windows 10 Insider PreviewのISOイメージは現在のところビルド17738のままになっている。 

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