ゆうパック引受個数の大幅増続く 7月は15.5%増 日本郵便
2018年9月2日 18:11
日本郵便が2018年7月の引受数を発表し、最も数の多い普通郵便がわずかに前年を下回った一方、ゆうパックは2017年から引き続き大幅に引受個数が増加していることが分かった。
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■7月の郵便物は前期比微増
8月31日、日本郵便が7月期の引受郵便物等物数を発表した。郵便物等の総数は16億3133万通で、前年同月比2.0%増(3,158万通増)。また、4月から7月までの累計は、65億8,004万2,000通で、前年同期比0.5%増だった。
今期は期初の4月に15億6,923億6,000通と前年同月比0.7%増の微増で始まったものの、5月に0.6%減(16億3,296万4,000通)、6月に0.1%減(17億4,651万1,000通)となったことで、6月までの累計はわずかながら前期比マイナスとなっていた。しかし7月が前年同月比プラスとなったことで、累計もわずかながら前期比プラスに転じた状況。
■普通郵便は微減
郵便物の内、最も多い普通郵便物は12億197万通で前年同月比0.1%減。累計は49億705万1,000通で前期比1.3%減と、どちらも微減。一方、特殊郵便物は5,371万通で前年同月比12.1%増。累計は1億7,140万9,000通で前期比5.1%増と、どちらも増加している。
■ゆうパックの大幅増加が続く
ゆうパックは8,886万個で前年同月比15.5%増。累計は3億2,150万6,000個で前期比21.9%増と、どちらも大幅な増加が続いている。2017年度のゆうパック累計個数は、8億7588万個で前年比25.6%増だった。2018年度も4月に7,361万9,000個(前年同月比29.3%増)で始まると、5月は7,826万5,000個(同27.8%増)、6月は7,976万5,000個(同24.6%増)、そしてこの7月といずれも高い伸び率が続いている。
また、ゆうメールは2億8,379万1000通で前年同月比5.6%増。累計は11億6,746万9,000通で前期比2.7%増と、ゆうパックほどではないものの増加する傾向が続いている。(記事:県田勢・記事一覧を見る)