ソフトバンク、動画サイトなどで使用のデータ量をカウント除外する料金プラン

2018年9月1日 23:34

あるAnonymous Coward曰く、 ソフトバンクがスマートフォン向けに新たな料金プラン「ウルトラギガモンスター+」などを発表した(ケータイWatch)。

 「ウルトラギガモンスター+」は、一部の動画サービスやSNSへの接続が無制限で利用できる(データ通信量カウントの対象外となる)のが特徴。カウント対象外となるサービスはYouTubeおよびAbemaTV、TVer、GYAO!、Hulu、LINE、Instagram、Facebookとなっている。データ容量は50GB/月で、月額料金は通話基本プラン(2年契約時)1,500円+「データ定額 50GB プラス」5,980円で計7,480円。

 MNO事業者が通信の秘密とネットワーク中立性を無視したサービスを行うのはいかがなものかと思う。

 なお、特定サービスへの通信をカウントしないことについては総務省への報告や各サービスの提供会社からの了承が済んでいるとのこと。

 そのほか、データ使用量に応じて料金が変わる「ミニモンスター」も発表された。こちらは月間データ使用量が1GBまでの場合月額のデータ定額料金が1,500円、2GBまでの場合は4,480円、5GBまでの場合は5,980円、それ以上の場合は6,980円となる(上限は50GB)。なお、別途通話基本プランの契約が必要でこちらは2年契約時で1,500円。

 これらのプランでは端末購入代金の一部を割り引く「月月割」の対象外となっており、端末割引がない代わりに通信料を割り引くという位置付けだという。また、通話基本プランについては2年契約なしの場合3,900円となる。

 料金を単純に見ると現行の料金プランとあまり金額差はないように見えるが、「1年おトク割」や「おうち割 光セット」(共に月額1,000円の割引)、「みんな家族割+」(月額500〜2,000円の割引)などと組み合わせることで安く提供できるとアピールしているようだ。

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