マザーズ指数は3日続伸、引けにかけて短期資金向かう、夢展望がストップ高比例配分/マザーズ市況

2018年8月31日 16:44


*16:44JST マザーズ指数は3日続伸、引けにかけて短期資金向かう、夢展望がストップ高比例配分
 本日のマザーズ指数は3日続伸。前日の米株安や1ドル=111円前後まで上昇した円相場に加えて、トランプ米大統領が来週にも中国からの輸入品2000億ドルに対する関税引き上げを実施する意向を示したことが懸念され、軟化した外部環境を受けてマザーズ銘柄にも朝方から売りが波及した。その後は、個人投資家による押し目拾いの動きもみられるなか、後場に入りプラス圏に浮上した日経平均が前日終値水準でのもみ合いとなるなか、相場全体の下値の堅さを確認した個人投資家による短期資金はマザーズ市場へと向かう展開となった。なお、売買代金は概算で1072.56億円。騰落数は、値上がり119銘柄、値下がり134銘柄、変わらず9銘柄となった。
 値上がり率上位銘柄では、バリューデザイン<3960>や、住友商事傘下の女性向けアパレル企業を子会社化した夢展望<3185>がストップ高比例配分となったほか、PALTEKとエッジAIソリューションの協業で合意したDMP<3652>が10%を超える上昇になった。売買代金上位では、ALBERT<3906>、サンバイオ<4592>、メルカリ<4385>、データセクション<3905>が堅調な一方で、JMC<5704>、エクストリーム<6033>、モブキャスト<3664>は軟調であった。《SK》

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