抗菌作用持つセミの羽模した構造のシート作製に成功
2018年8月31日 23:47
セミの透明な羽には特殊な構造があり、これによって抗菌作用が生まれているという(NHK、毎日新聞)。
蝉の羽根には直径5000分の1ミリ以下の細かい突起が規則正しく並んでいるそうだ。これを再現したシートを作ったところ、殺菌作用を確認できたという。
なお、こういった構造に殺菌効果があることが2013年に豪スウィンバーン工科大学の研究者らが発見しているが(AFP)、この研究では同様の構造を持つ「ブラックシリコン」でその効果を確認していた。今回の研究は、シリコンを使って同様の構造を作製することに成功した点が特徴のようだ。