「元気がない」男性が約6割 その理由は「お金の問題」 NEXER調査
2018年8月29日 08:39
インターネットリサーチ事業を行っているNEXERは、TORIEと共同で、アンケートサイト「ボイスノート」に登録している男性会員472人に「元気」に関するアンケートを実施した。
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最初の質問は実に直球、「自分は元気があると思うか?」。すると「元気があると思わない」(64%)、「元気がある」(36%)だった。6割以上の男性は元気がないと感じていた。
では、なぜ元気がないのか?その具体的な理由を尋ねた。最も多かった回答が「お金の問題」(46.9%)、続いて「夏の暑さ」(41.9%)、「仕事の問題」(25.4%)、「家庭の問題」(14.5%)、「性の問題」(10.9%)、「健康の問題」(5.3%)、その他(10.6%)となった。
元気がない理由の第1位は「お金の問題」だった。住宅ローンや子供の教育費、給料の伸び悩みなど、内容は人それぞれあるようだが、5割近くがこの問題を挙げており、世の中の男性の実に多くがお金に対して何らかの悩み・問題を抱えているようだ。第2位にはアンケート実施日が猛暑日真っただ中だったせいか「夏の暑さ」が入った。第3位は、「仕事の問題」(25.4%)だった。
資本主義の日本ではお金があれば、ほとんどの問題は解決できしまう。そのためか、お金を持っている人間が称賛されがちだ。また、大金を持っている人を必要以上に羨ましがる人もいるように思う。
お金に対する考え方を勘違い・間違ってはいけない。そこでお金に関する名言を紹介。「自分のポケットの中の小銭は、他人のポケットの中の大金にまさる。卵を抱いているのはいいものだ。塵も積もれば山となる」。ドン・キホーテの作者・セルバンテスの言葉だ。
解釈だが、たとえ少額のお金でも自分のポケットにあるということは確かに自分のお金である。人が大金を持っていてようが関係ない。大金のことばかり夢見て自分の財布のことを忘れてしまう人が少なくない。塵も積もれば山となる。今あるお金を自分のやり方で増やすことが大事なのではないか。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)