Microsoftが新たなマイクロコード更新 Intelプロセッサーの脆弱性に対応

2018年8月26日 11:54

MicrosoftがIntelプロセッサーの脆弱性に対応する新たなマイクロコードアップデートをMicrosoft Updateカタログで提供開始した(Microsoftサポートの記事Neowinの記事)。 今回のマイクロコードアップデートでは既に提供されているSpectre Variant 2に対応する修正に加え、5月21に公表されたSpectre Variant 3a/4および8月14日に公表されたL1TF(L1 Terminal Fault)に対応する修正が含まれる。なお、Microsoftが提供しているSpectre Variant 2のマイクロコードアップデート(Windows 10 バージョン1803/1709/1703/1607/1507)は第2世代Coreプロセッサー以降に対応しているが、今回のマイクロコードアップデートは第6世代以降の対応となっている。ただし、Windows 10 バージョン1507(RTM)向けでは第6世代のみとなっており、4月にサービスが終了したバージョン1511向けには提供されないようだ。 Windows 10の各バージョンに対応するKB番号は以下の通り。なお、バージョン1803に対応するKB4346084のみ、Microsoft Updateカタログのほか、Windows UpdateとWSUSでも配布される。 KB4346084: Windows 10 バージョン1803/Server バージョン1803    KB4346085: Windows 10 バージョン1709/Server 2016 バージョン1709    KB4346086: Windows 10 バージョン1703    KB4346087: Windows 10 バージョン1607/Server 2016    KB4346088: Windows 10 バージョン1507(RTM) 

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