メルセデス・ベンツ、Eクラスを一部改良

2018年8月23日 08:59

 メルセデス・ベンツ日本は、Eクラスの一部モデルの改良を発表した。装備内容、デザインなどが変更となり、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ、22日から発売となっている。

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 メルセデス・ベンツEクラスは、世界で累計1,200万台以上の販売台数を誇る、メルセデス・ベンツの中核モデルである。1947年に発表されたW136/191型を始祖とし、その歴史も長い。常に時代に先駆けて革新的な技術を取り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた存在である。

 今回の一部改良は、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレに渡って行われた。まず、全種共通の変更点としては、「E 450 4MATIC」の導入がある。従来のエンジン「E 400 4MATIC」で採用されていたエンジンを改め、E 400 4MATICは生産終了となる。

 また、ステアリングのデザイン変更も共通での変更となる。ステアリングから手を離さずにナビゲーションの操作や車両の車両の設定などを行うことができる「タッチコントロールボタン」や「アクティブディタンスアシスト・ディストロニック(自動再発信機能付)を操作するスイッチを備える。

■セダン/ステーションワゴン

 「E 200 アバンギャルド」、「E 200 4MATIC アバンギャルド」、「E 220 d アバンギャルド」、「E 250 アバンギャルド スポーツ」および「E 350 e アバンギャルド スポーツ」において、オプション設定だった本革シートを標準装備とした。これにより、Eクラス全モデルで本革シートが標準装備となった。

■クーペ/カブリオレ

 イルミネーテッドアエアアウトレット(前席)を採用した。新型CLSから採用される、スポーティな雰囲気をかもし出すタービンエンジンをイメージしたフォルムの送風口である。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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