入れ歯安定剤に含まれるアルコール原因で酒気帯び運転の容疑、無罪に
2018年8月22日 23:51
酒気帯び運転の容疑がかけられた男性が、飲酒運転を調べるための呼気検査の際に入れ歯安定剤に含まれるアルコールが検出されたと主張して無罪を求めていた裁判で、東京高裁がこの主張を認め男性に対し無罪を言い渡した(読売新聞)。
男性が使用した安定剤には実際に16.9%のアルコールが含まれており、再現実験を行ったところ安定剤の使用から26分後でも基準値以上のアルコールが検出されたという。高裁はこれを根拠に無罪と判断した。