マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、円安好感で買い戻しの流れ、IPOチームスピリットの初値は2倍/マザーズ市況

2018年8月22日 17:03


*17:03JST マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、円安好感で買い戻しの流れ、IPOチームスピリットの初値は2倍
 本日のマザーズ指数は3日ぶり大幅反発。朝方は前日比横ばいでのスタートとなったが、強含みだった円相場が再び下落に転じるとともに日経平均が上昇した流れから、マザーズ指数も上げ幅を拡大する展開となった。時価総額トップのメルカリ<4385>は引き続き軟調であったが、指数インパクトの大きいバイオ関連が揃って上昇をみせたほか、ミクシィなどのマザーズ主力級銘柄の上昇などが相場をけん引した。なお、売買代金は概算で794.32億円。騰落数は、値上がり201銘柄、値下がり55銘柄、変わらず4銘柄となった。
 値上がり率上位では、新株予約権の権利行使完了で希薄化懸念の解消したアンジェス<4563>がストップ高水準まで買い進まれたほか、Aiming<3911>やデータセクション<3905>も2ケタを超える上昇となった。売買代金上位では、サンバイオ<4592>やメディアシーク<4824>、サイバーダイン<7779>、ミクシィ<2121>、GNI<2160>などが上昇。一方で、モブキャスト<3664>、ALBERT<3906>、メルカリ<4385>は軟調であった。
 なお、本日上場したチームスピリット<4397>の初値は公開価格の約2.0倍となる2417円となったが、直後に換金売りが殺到した流れから1917円で引けた。《SK》

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