中国スマホメーカー「OPPO」、日本向け第2弾「R15 Pro/Neo」発売決定
2018年8月15日 07:35
OPPO Japanは14日、スマートフォンの日本国内販売第2弾として「R15 Pro」「R15 Neo」の販売を開始することを発表した。なお発売日や価格、取り扱い店舗、キャリアなどの情報についての発表はされていない。
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今回発売が発表された「R15 Pro」「R15 Neo」は、2月に国内発売された「R11s」の後継機となるモデルだ。どちらもDCDV(デュアルSIMディアルVoLTE)対応の高性能スマートフォンで、中国では4月から販売されている。
「R15 Pro」は多機能、高性能が特徴のハイエンドモデルとなっている。6.28インチの大画面ディスプレイで、1,600万画素と2,000万画素のディアルカメラを搭載。フロントにも2,000万画素のカメラを採用している。CPUはSnapdragon 660を搭載し、メモリ(RAM)は6GB、ストレージ(ROM)は128GB。さらには防水性能に加えて、おサイフケータイ(Fellica)にも対応している。
「R15 Neo」はエントリーモデルで、「R15 Pro」に比べて性能や機能では劣るが、低価格でコストパフォーマンスに優れるモデルだ。6.2インチの大画面ディスプレイを持ち、ディアルカメラも搭載している。カメラの性能は1,300万画素と200万画素で「R15Pro」には劣る。CPUはSnapdragon 450、RAM 3GBか4GB、ROMは64GBと、Proとは性能に差がある。
■OPPOとは
OPPO(オッポ)とは中国の企業で、世界では4位、アジアでは1位のスマートフォンシェアを持つ。既に中国のスマートフォンメーカーとして馴染みの深いHuawei(ファーウェイ)のライバル企業と言われている。
日本には2017年8月に参入したばかりで、まだあまり馴染みのない企業だろう。本格的にスマートフォン市場に参入したのも2011年からで、世界的に見ても新興企業と言えるメーカーだ。しかし、技術の高さは確かで、瞬く間に世界有数のメーカーに成長した。
OPPOの日本国内の展開は、発売しているスマートフォンもまだ少なく、まだまだ本格的とは言えない。今後は日本国内サービスもさらに拡大していく見込みだ。(記事:風祭・記事一覧を見る)