アニメ映画『ムタフカズ』鉄コン制作のSTUDIO4°C最新作 草彅剛、柄本時生ら声優に
2018年8月10日 12:13
アニメーション映画『ムタフカズ』が、2018年10月12日(金)より全国で公開される。
■『鉄コン』制作の「STUDIO4°C」最新作
本作は、『鉄コン筋クリート』などの長編映画を中心に、CMやMV、ゲーム映像など、ジャンルを超えた意欲的な企画と、ハイクオリティな映像で世界から高い評価を得ているアニメーション制作会社「STUDIO4°C」が手掛ける最新作。
■日仏の海を越えたコラボレーション
その作品に惚れ込んだフランスのバンド・デシネ(コミック)作家のギヨーム“RUN”ルナールと、ゲーム・書籍など多彩なメディアで作品を発表する制作会社「ANKAMA」がラブコールを送り、コラボレーションが実現。ルナール原作による同名の短編漫画『ムタフカズ(MUTAFUKAZ)』を原作にした、海を越えた日仏合作のアニメーション作品となっている。
■『鉄コン』メインスタッフが再集結
制作陣には、監督に『鉄コン筋クリート』のキャラクターデザイン・総作画監督をつとめた西見祥示郎、美術監督に木村真二を迎えるなど、同作のメインスタッフが再集結。最新の技術と洗練された世界観をひっさげて、新たなアニメーションを世に送り出す。
■ストーリー
物語の舞台は、犯罪者と貧乏人の吹き溜まり、DMC(ダーク・ミート・シティ)。この街に生まれ育ったアンジェリーノ、通称“リノ”(声:草彅剛)は、ガイコツ頭の親友ヴィンス(声:柄本時生)とボロアパートの一室に同居中。バカで臆病な友達のウィリー(声:満島真之介)も加え、3人で毎日つるんでダラダラ過ごしているが、将来の見通しはない。そんなとき、リノの残念な人生を一変させる出来事が立て続けに起こる。まず、天使のような美少女ルナにひと目惚れ。直後に遭った交通事故のせいで奇怪な幻覚を見るようになり、さらには黒服の男たちや武装警官に命を狙われ、街中を逃げ回る羽目に。ついに絶体絶命の危機に陥ったとき、スーパーパワーに目覚めたリノは、あっという間に追手たちを血祭りに上げる!
■吹き替え声優に草彅剛、柄本時生、満島真之介
日本語吹き替え版には、豪華俳優陣の出演が決定。“リノ”こと主人公のアンジェリーノ役を務めるのは、映画・テレビに限らず、YouTubeやウェブ番組など多方面で活躍している草彅剛。草彅は本作について、「鉄コン筋クリート」という作品が大好きなので、そのスタッフとご一緒できるのがとても嬉しかったです!人間の愛という普遍的なテーマがストレートに表現されていて、“愛によって弱さが強さに変わる!”ということを感じていただけたら嬉しいです!」と意気込みを語っている。
その草彅に、唯一無二の存在感を放つ柄本時生(ヴィンス役)、その独特な感性と個性的な芝居が注目されている満島真之介(ウィリー役)を加えた3人が、“人間のクズ”ばかりが住む街「DMC(ダーク・ミート・シティ)」に暮らす、訳ありな少年たちを演じる。
■作品情報
映画『ムタフカズ』公開日:2018年10月12日(金)監督・絵コンテ:西見祥示郎(『鉄コン筋クリート』『バットマン ゴッサムナイト』)監督・編集:ギヨーム“RUN”ルナール(バンド・デシネ「MUTAFUKAZ」原作者)総作画監督:滝口禎一美術監督:木村真二(『鉄コン筋クリート』『STEAM BOY』)アニメーション制作:STUDIO4°C製作:ANKAMA