【銘柄フラッシュ】SECカーボンなど急伸しエナリスはTOBでストップ高
2018年8月10日 07:12
9日は、東証1部の値上がり率1位にテイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)の22.7%高が入り、8日に第1四半期決算と業績予想の増額修正を発表し、急伸して6月につけた2014年以来の高値に接近。
2位はテイカ<4027>(東1)の21.5%高となり、8日に発表した第1四半期決算が注目されて一時ストップ高の21.5%高まで上げ、大引けもストップ高の500円高に1円届かない499円高で同率の21.5%高。
3位はゲオホールディングス<2681>(東1)となり、8日に発表した第1四半期決算が注目されてストップ高の21.2%高。
SECカーボン<5304>(東2)は8日に発表した第1四半期決算と自社株買いが注目されてストップ高の22.7%高。ビケンテクノ<9791>(東2)は8日に発表した第1四半期決算の大幅増益などが注目されて9.8%高。フマキラー<4998>(東2)は8日の取引時間中に四半期決算を発表し、この日は大引けにかけて下げたが、一夜明けると見直し買いが優勢になったようで反発し2.9%高。
エナリス<6079>(東マ)はKDDI<9433>(東1)とJ-POWER(電源開発)<9513>(東1)によるTOB(株式の公開買い付け)が材料視されてストップ高の19.5%高。TOB価格は1株700円。ティーケーピー<3479>(東マ)は大塚家具<8186>(JQS)に追加出資との一部報道が注目されて7.7%高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は7日発表の四半期決算と業績見通し増額が注目されて6.4%高。
やまねメディカル<2144>(JQG)は引き続き6日発表の第1四半期決算が前年同期比で大幅な完全黒字転換となったことが材料視されてストップ高の17.8%高と戻り高値を連日更新。コスモスイニシア<8844>(JQS)は日本政策投資銀行の「DBJ健康経営格付」に適用する融資を受けたことなどが材料視されて急反発の6.3%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)