MUFG資産形成研究所の新設
2018年8月3日 15:08
*15:08JST MUFG資産形成研究所の新設
三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社、三菱UFJ信託銀行【関東財務局長(登金)第33号】は、家計の安定的な資産形成の促進という社会的課題の解決を図るために、「MUFG資産形成研究所」を新設することになった。
■新設の目的
三菱UFJフィナンシャル・グループは、ユーザー本位の取組みの徹底化のために、グループ共通の指針である「MUFGフィデューシャリー・デューティー基本方針」を策定し、公表している。
その基本方針は、「ライフプラン」や「資産形成」ついてユーザーが考え、行動することをサポートできるような投資教育の場を提供することである。これについては、三菱UFJ信託銀行が中核となって、投資教育への取組みを行っているが、家計の安定的な資産形成の促進という社会的課題を解決するには、「MUFG資産形成研究所」を新設し、資産形成に係る効果的で実践的な情報提供を中立的な立場で行えるような、専門部署が必要と考えたからである。
「MUFG資産形成研究所」の取組みとしては、投資教育の現場で活かせる実務的な調査研究を進めていくことである。これには、若年層向けと退職世代向けがある。若年層については、彼らが資産形成に踏み出せないボトルネックを研究し、その結果を踏まえた、各種コンテンツ制作や金融機関の商品開発等への助言を行う。一方、退職世代へは、人生100年時代に豊かな老後を過ごすために必要な情報提供を行う。
情報提供の方法は、「MUFG資産形成研究所」のホームページなどで定期的に論文・調査研究レポートを公表し、シンポジウムや取引先向けの講演会の開催、新書発刊等を通じ、広く情報提供を行う。
また、外部有識者からの提言・助言をいただく。下記の外部有識者にアドバイザーとして参加してもらい、各種の視点からの提言・助言を得て、質の高い情報提供を目指す。外部有識者は、神戸孝氏(FPアソシエイツ&コンサルティング株式会社代表取締役)と、藤沢久美氏(シンクタンク・ソフィアバンク代表)の2名である。
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