マザーズ指数は小反発、直近IPO銘柄や好業績株への物色にとどまる/マザーズ市況
2018年7月31日 18:43
*18:43JST マザーズ指数は小反発、直近IPO銘柄や好業績株への物色にとどまる
本日のマザーズ指数は小反発となった。30日の米国市場では成長期待の高いとされるハイテク株が引き続き軟調に推移したことから、マザーズ市場は朝方から売り先行となった。その後のマザーズ指数は小幅にプラスに転じたものの、日銀・金融政策決定会合の結果発表を前後で日経平均が方向感に乏しい展開となるなか、マザーズ銘柄は指数に影響のない直近IPO銘柄への短期資金流入のほか、好業績銘柄への物色にとどまった。なお、売買代金は概算で756.06億円。騰落数は、値上がり112銘柄、値下がり138銘柄、変わらず12銘柄となった。
売買代金上位では、GA TECH<3491>やエクスモーション<4394>がストップ高水準まで買い進まれたほか、プロレド・パートナーズ<7034>やアクリート<4395>などといった直近IPO銘柄が大幅高となった。GA TECHは、AI(人工知能)の画像解析技術を応用したマイソク(図面入り不動産広告)の自動読み取り機能に関する特許を出願したと発表したことが好感された。時価総額上位銘柄であるミクシィ<2121>やALBERT<3906>、サンバイオ<4592>が上昇した一方で、メルカリ<4385>やユナイテッド<2497>、JIA<7172>は軟調となった。《SK》