ポケベル、防災行政無線代替システムで再注目
2018年7月27日 22:56
電話から呼び出しや番号/メッセージ送信を行える無線端末ポケットベル(ポケベル)は1990年代に大流行したものの、その後はPHSや携帯電話の普及により利用者が激減している。ただ、現在でも医療関係者などからの根強い需要があるほか、最近では防災用の連絡手段としても注目されているという(文春オンライン)。
ポケベルの電波は遠くまで届くため少ない基地局で運用でき、運用コストも安いという。そのため、ポケベルの技術を転用した「防災ラジオ」と呼ばれるシステムが注目されているそうだ。防災ラジオは受信した文字メッセージを音声で再生するシステムで、京都市や長崎県長崎市でこれを使ったシステムが導入予定だという。