ドン・キホーテ、石垣島に“多機能型店舗”をオープン 沖縄県内6店目
2018年7月27日 08:47
ドン・キホーテは26日、「ドン・キホーテ石垣島店」(沖縄県石垣市)を8月10日にオープンすると発表した。同社としては、国内最南端の店舗となる。
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■今回の取り組み
「ドン・キホーテ石垣島店」は、石垣空港と石垣港の中間地点に位置し、売り場面積は約1,000坪弱。石垣空港から15分、店舗周辺も含めて約170台分の駐車場を整備した。公共交通の東運輸バス「ドン・キホーテ前」停留所からもすぐの場所に位置する。営業時間は、8時から翌日午前2時まで。
地元利用者のライフラインになると同時に、観光グルーズ船の寄港などで人の流れが活発になっている石垣島で、国内外の観光客のニーズにもこたえる、“多機能型店舗”を目指す。
地元利用向けの商品としては、日用消耗品や家庭消耗品を豊富に品揃えし、好きな分だけ購入できるバイキング形式の惣菜や新鮮なフルーツを主に、青果や精肉など生鮮3品を揃える。化粧品やスマホパーツ、玩具など商品の他、観光客需要としては、水着やシュノーケリングなどマリングッズコーナーや土産コーナーを設ける。
■沖縄県の店舗状況
ドン・キホーテは、今回の出店で、沖縄県内の店舗数が合計6店舗となる。2012年に、沖縄県初出店となる「MEGAドン・キホーテ宜野湾店」を皮切りに、2016年に離島への初出店となる「ドン・キホーテ宮古島店」をオープンしている。
■最近の店舗状況
また、同社は、7月25日に大阪や京都のベッドタウンとして利用者の多い、京阪本線「香里園駅」に近い場所に、「ドン・キホーテ香里園店」を8月10日にオープンすると発表。生活に欠かせない家庭雑貨品やインナー衣料など、日々の暮らしに役立つアイテムと、スマホパーツや化粧品などのトレンド性の高いアイテムを展開し、利便性とトレンド性を兼ね揃えた店舗としている。
■訪日外国人客数と沖縄県の出店状況
日本政府観光局(JNTO)は7月18日、6月の訪日外国人客数が、前年同月比15.3%増の270万5000人になったと発表。6月としては過去最高を更新した。
喫茶店チェーン牡のコメダ(愛知県名古屋市)は8月6日に、同社としては日本最南端の店舗として、那覇空港から車で約15分の場所に「沖縄糸満店」をオープンすると発表。
セブン-イレブン・ジャパンは2016年6月に沖縄県に初出店すると表明し、2019年秋頃に向け、出店の準備を進めている。(記事:さゆり・記事一覧を見る)