ディオール、伝説の「サドル」バッグの新作発売
2018年7月23日 18:20
「ディオール(Dior)」は7月19日、2018秋冬コレクションで披露した「サドル」バッグを全世界で発売した。日本でも全国のディオールブティックで販売している。 「サドル」バックは、2000春夏プレタポルテコレクションで初めて発表。1999年当時アーティスティック・ディレクターを務めたジョン・ガリアーノが乗馬の世界から着想を得て製作した。馬鞍のフォルムにゴールドの“D”をあしらたったデザインは、発売当初から話題となり、歌手ビヨンセや、モデルのエル・マクファーソンが愛用しているほか、女優サラ・ジェシカ・パーカーが、TVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の中で持ったことでも知られている。 今回は、ミディアムとミニの2サイズを販売。モノクロームレザーモデル、アイコニックな「ディオール オブリーク」キャンバスモデル、1970年代調のパッチワークに“PEACE AND LOVE DIOR”のメッセージを配したモデル、9つの手刺繍を施したものなどの素材で取り揃えている。
現アーティステック・ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリは新しいサドル バッグについて、「今回のコレクションは、サドルバッグのタイムレスな美しさを復活させる良い機会だと考えた。メゾンにおける近年の歴史から誕生したアイコンは、人生という日々の闘いに立ち向かうための完璧なアクセサリーだと思っている。シャツやジャケットのように身に着けるこのバッグは、ストラップの仕様が快適でその存在を忘れてしまうほど。実用的でもあるのは、必要なもの全てを携えて持ち運べるようにするため。また、実用性を求めてバッグをより大きく丈夫にするだけでなく、同時にとてもカラフルであり、刺繍やビーズを施したフリンジを添えて、カメレオンのように、あらゆるシチュエーションに合うアイテムにしたかった」とコメントしている。