NY金:続落で1227.30ドル、パウエルFRB議長の議会証言を意識した売り

2018年7月18日 07:31


*07:31JST NY金:続落で1227.30ドル、パウエルFRB議長の議会証言を意識した売り
NY金先物8月限は続落(COMEX金8月限終値:1227.30 ↓12.40)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は前日比−12.40ドルの1オンス=1227.30ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めて1225.90ドルまで下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を意識して金先物の売りが広がった。パウエルFRB議長は上院銀行住宅都市委員会で半期に一度の証言を行い、「今後数年にわたり労働市場は堅調を維持し、インフレ率はFRBの目標である2%近辺で推移する」との見通しを示した。パウエル議長の証言は利上げ継続を支援するものとの見方が強まり、米国債利回りはやや上昇。米国株式はプラス圏で推移したことから、安全逃避の金買いは一段と縮小した。《CS》

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