岡山県、豪雨発生時に防災メール192万件が遅配
2018年7月17日 17:04
LARTH 曰く、 7月6日から8日かけて西日本を襲った豪雨では一部地域で大きな被害が発生したが、この際に岡山県が発信した「おかやま防災情報メール」で遅配が起きていたという。一部のメールサーバーで迷惑メールだと判断されたのが原因とのこと(日経xTECH)。
短期間に数百通のメールを送信しようとしたため、一部のメールサーバーが送信された防災情報メールを迷惑メールと判断してブロックしたのが原因だという。これに対し再送を繰り返したため、それ以外のメールサーバーへの配信でも最大で2時間ほどの遅延が発生した(日経新聞、朝日新聞、NHK)。
おかやま防災情報メールの登録者は約6万4000人で、およそ192万通で遅延が発生したという。また、約3000のアドレスにはメールが届かない状況だったようだ。システムの運用は日立製作所が行なっていた。