冷凍・手作りも含む「餃子の夕食登場率」は群馬県が第1位 R&D調査

2018年7月14日 08:24

 総務省の家計調査で毎年話題になる「餃子」。暑い夏にはスタミナをつけるために、餃子を食べるという人も多いという。そこでリサーチ・アンド・ディベロプメントは、日本全国の18~69歳の女性1000人を対象に「餃子」について調査を実施した。今回の調査では、家計調査では含まれない“冷凍餃子”や“手作り餃子”も含めている。

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 まずは、自宅の夕食での餃子 登場率ランキングを調査している。2017年全国第1位は「群馬県」(4.39%)、第2位「静岡県」(4.18%)、第3位「栃木県」(3.93%)、第4位「愛媛県」(3.87%)、第5位「千葉県」(3.81%)、第6位「高知県」(3.77%)、第7位「埼玉県」(3.73%)、第8位「茨城県」(3.71%)、第9位「和歌山県」(3.65%)、第10位「3.63%」だった。

 総務省の家計調査では、毎年1位を争うことで話題となる「宇都宮市」(栃木県)と「浜松市」(静岡県)。だが、今回の調査では、この2市がある栃木・静岡を抑えて、群馬県が1位という結果となった。ちなみに、群馬県の県庁所在地、前橋市は家計調査による2015年~2017年の平均消費額では全国9位と、こちらもトップ10に入る多さだ。

 上位3県が夕食に餃子を選ぶ理由を比較してみた。第1位だった群馬県は「冷蔵庫の材料や残り物を活用したかったので」が他県に比べ高い。一方、第2位・3位の静岡県・栃木県では「家族の好きなメニュー・家族の要望」という理由が高かった。また、静岡県と栃木県は餃子単品でメインのおかずとして食べる割合が高い一方、群馬県では他県と比べ、「餃子+1品」も高く、他のおかずと一緒に食べる人が多い。

 冷蔵庫の残り物を活用したり、他のおかずと一緒に出したりしていることから、群馬県はキャベツの生産量が高いこともあり、群馬県の女性にとって餃子は“手軽な一品”として親しまれているのかもしれない。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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