マザーズ指数は続落、通商問題への懸念再燃、串カツ田中が大幅続落/マザーズ市況
2018年7月11日 16:57
*16:57JST マザーズ指数は続落、通商問題への懸念再燃、串カツ田中が大幅続落
本日のマザーズ指数は続落。トランプ米政権が10日、中国に対する制裁関税の追加措置案を公表したことから、通商問題を巡る米中対立の激化を懸念した売りが個人投資家の間にも再燃する格好になった。また、中国株安を警戒した売りも出たことで5日線水準を一時大きく割り込んだ。その後は、後場にかけて日経平均とともに下げ幅を縮小する場面もみられたが、時価総額上位銘柄が揃って軟調推移をみせていたことから戻り幅は限定的であった。なお、売買代金は概算で1066.91億円。騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり189銘柄、変わらず4銘柄となった。
値下がり率上位では、アクトコール<6064>が13%を超える下落となったほか、串カツ田中<3547>やモブキャスト<3664>がそれに続いて大幅に下げた。他方、売買代金上位では、和心<9271>、メルカリ<4385>、ミクシィ<2121>、ZUU<4387>などが軟調な一方で、昨日上場したMTG<7806>が6%超の上昇となったほか、KDDI<9433>と資本業務提携締結を正式発表したデータセクション<3905>や三菱UFJモルガン・スタンレー証券による新規カバレッジが伝わっているラクスル<4384>には関心が向かった。《SK》