日産で排ガス検査結果の改ざんが発覚 完成検査不正の発覚後も続く
2018年7月10日 18:50
日産自動車が完成車の出荷前に行う「完成検査」において、抜き取り検査で行われる排ガス性能測定で数値の改ざんを行っていたという(朝日新聞、ロイター、ブルームバーグ)。少なくとも2013年4月から最近まで行われていたとのことで、社内調査で発覚した。
日産自動車では昨年無資格の従業員が完成検査を行っていたことが発覚し(過去記事)、さらにその不正発覚後も不正が続いていたことが明らかになっているが、今回の排ガス性能測定における数値改ざんについても同様だったようだ。
問題があった車種は19車種で、「試験環境の逸脱」が690台、「データ書き換え」が913台で、重複を除くと合計1171台で不正があったという。