VW、小型ハッチバック「Polo」に最上級スポーツモデル「GTI」追加

2018年7月7日 23:41

 フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、3 月にフルモデルチェンジした新型「Polo」をベースとした、最上級スポーツモデルである新型「Polo GTI」を全国のVW正規ディーラーにおいて販売開始した。

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 新型「Polo GTI」は、出力&トルクともに先代モデルよりもパワーアップした最新の2リッター直列4気筒ターボのTSI エンジンを搭載し、最新世代の液晶メータークラスターや日本初導入のワイヤレススマートフォンチャージングなどの最新のテクノロジーを採用しています。

 最新のTSIエンジンの最高出力は200ps(147kW)/4400?6000rpm、最大トルク323.6kg.m(320Nm)/1500-4350rpmを発揮する。加えて、電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”、スポーツサスペンション、アクティブダンパーが選択できる“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキット、ドライビングプロファイル機能を標準装備し、自分好みのスポーティな走りが楽しめるという。組み合わせるトランスミッションは6速DSGの2ペダル。

 また、3 月にデビューした新型「Polo」と同様に、駐車支援システム「Park Assist」やフロント&リヤ前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付パークディスタンスコントロール、ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)などの最新の安全・快適オプション装備も充実している。

 インテリアは、GTIモデルに共通する伝統のタータンチェックのファブリックシート柄に、レッドステッチの入ったマルチファンクションステアリングホイール、そしてベルベットレッドのダッシュパッドを採用し、赤と黒でカラーコーディネートされたスタイリッシュな空間を生み出している。

 エクステリアは、GTIを象徴するラジエーターグリルの赤いストライプやレッドブレーキキャリパーに加え、専用17 インチアルミホイール、デュアルエキゾーストパイプ、リヤスポイラーを採用し、ダイナミックな走りを視覚的に表現した。足元は215/45R17タイヤ+7.5J×17インチアルミホイールが支える。

 新型「Polo」は今年3 月20 日に発売を開始し、発売後3カ月で約4300 台を受注するVWジャパンの量販モデル。MQB モジュールにより、クラストップレベルの居住性やユーティリティを実現。さらに上級モデルの先進安全装備を採用し、スポーティなスタイリングと最新のインテリアデザインを取り入れ、大きな進化を遂げたモデルだ。

 今回の「Polo GTI」に投入で、先月販売開始した「up! GTI」、「Golf GTI Dynamic」と、フォルクスワーゲンのスポーツHB車「GTI」シリーズが、約13 年ぶりに3 モデル揃った。

 新型「Polo GTI」のボディカラーは新色で専用色のライムストーングレーメタリックを含む4 色。全国小売希望価格は、344.8万円だ。(編集担当:吉田恒)

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