Twitter Japan、Twitterの管理や運営に全く関与せず
2018年6月23日 13:31
Twitter Japan曰く、同社はTwitterの管理・運営に全く関与しておらず、そのためTwitter Japanは発信者情報の開示や削除などの権限を持っていないという(辻正浩氏のTweet)。
Twitterへの投稿に関する発信者開示に関する裁判でTwitter Japanが主張したもの(判決文PDF)。ここでは、同社は以下のように主張している。
被控訴人ツイッタージャパンは、ツイッターの管理・運営に全く関与しておらず、 プロバイダ責任制限法4条1項にいう開示関係役務提供者に当たらないし、控訴人が開示を求める情報を保有していない。
また、被控訴人ツイッタージャパンは、被控訴人米国ツイッター社が保有する発 信者情報にアクセスする手段を有しておらず、発信者情報を開示する権限も有しない。被控訴人ツイッタージャパンが行っているのは被控訴人米国ツイッター社に対 するサポート業務であって、控訴人が挙げる事情は控訴人主張の根拠とならない。
なお、権利侵害を理由とする削除申請等の書面が被控訴人ツイッタージャパンに提出された場合には被控訴人米国ツイッター社に当該書面を転送することがあるが、 削除等の対応を行うのは被控訴人米国ツイッター社である。