Microsoft、SSE2非サポート環境へのWindows 7更新プログラム提供を終了か
2018年6月22日 11:09
headless曰く、 MicrosoftがSSE2をサポートしない古いCPUを搭載したPCに対し、Windows 7の更新プログラム提供を打ち切ったのではないかという見方がでている(Computerworld、Softpedia)。
Microsoftは3月の月例更新(マンスリーロールアップKB4088875またはセキュリティのみの更新プログラムKB4088878、以降はマンスリーロールアップのリンクのみ記載)を適用するとSSE2非サポート環境でSTOPエラーが発生するという問題について、当初は「解決に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供する」とサポート記事の「回避策」で説明していた。
この問題は4月~5月の月例更新でも解決せず、同じ説明が記載されていたが、5月下旬になって英語版の各サポート記事では回避策が「SSE2をサポートするマシンにアップグレードするか、マシンを仮想化する」というものに変更された。6月の月例更新のサポート記事には以前の回避策が記載されていたが、後に問題自体が削除され、修正もされていないようだ。
なお、この問題に関する日本語版サポート記事の回避策は変更されておらず、今後のリリースで更新プログラムを提供する計画が3月分~6月分すべてに記載されている。