九大、セキュリティ対策ソフトに不具合 約500件のトラブル発生

2018年6月19日 18:14

 九州大学では学生や教職員向けにセキュリティ対策ソフトを提供しているそうだが、これが原因で多数のトラブルが発生しているという(西日本新聞)。

 Windows 10の更新にセキュリティ対策ソフトが対応できておらず、更新後にPCが正常に動作しなくなるというトラブルが約500件確認されているという。なお、同大学は職員や学生向けにトレンドマイクロの「ウイルスバスター」製品を提供しているようだ(九州大学情報統括本部)。

 なお、筑波大学でも学生向けにウイルスバスターを提供しているそうだが、こちらでも似たようなトラブルが発生しているという(筑波大学情報環境機構学術情報メディアセンターによる障害情報)。

 ちなみに、ウイルスバスターは現在でも一部の製品がWindows 10 April 2018 Updateに未対応となっている(トレンドマイクロの「Windows 10 Update対応予定」ページ)。トレンドマイクロのセキュリティ製品では、Windows 10の「Fall Creators Update」の際もトラブルが発生していた(過去記事)。

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