日産、フォーミュラE第5シーズンに参戦 マシン画像を公開
2018年6月15日 19:02
日産自動車は14日、4大陸12都市で開催されるABB FIAフォーミュラE選手権第5シーズン(2018年~19年シーズン)に参戦することを発表し、参戦マシーンの画像を公開した。
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第5シーズンは、12月のサウジアラビアから始まり、モロッコ、メキシコシティ、香港、パリ、モナコなど7月のニューヨークまで12都市13レースが開催される。
日産は、2017年の東京モーターショーでフォーミュラEへの参戦を発表し、2018年3月にはジュネーブモーターショーでフォーミュラEに参戦するマシンのカラーリングを発表した。
今回のシーズンでは、第2世代の新型Eフォーミュラマシンと、新たなレースフォーマットが導入される。新型フォーミュラマシンは200kwで走行し、アクティベーション・ゾーンを走行する際には225kwまで出力を上げることが可能。レースの途中で車両を乗り換える必要がなくなった。
アクティベーション・ゾーンは、オンラインやテレビで観戦するファンにもわかるようにコース上に表示される。コックピットを保護する「ハロ」デバイスにはLEDライトが点灯し、2種類のパワーモードのどちらを使用しているかが識別可能。加えてファンは、「ファンブースト」システムにより好きなドライバーに投票ができ、投票が多かったドライバー3人は一定時間、250kwの電気を使用出来る。
また、これまでは決められた周回数だったが、第5シーズンでは45分+1週でレースを競う。
第5シーズンは、12月15日にサウジアラビアのアド・ディルイーヤで開幕する。