【銘柄フラッシュ】アプリックスなど急伸し佐渡汽船は「佐渡金山」の世界遺産期待で急騰

2018年6月12日 17:13

 12日は、東証1部の値上がり率1位にヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東1)の14.4%高が入り、第1四半期の業績(3~5月、7月13日の予定)に期待が再燃とされて2日続伸。

 2位はLITALICO(リタリコ)<6187>(東1)の9.2%高となり、読売新聞6月12日付朝刊「医療ルネサンス・見守る存在、就労の支え」に同社の「LITALICOワークス」が取り上げられたことなどが材料視され戻り高値を連日更新。

 3位はフリービット<3843>(東1)の8.3%高となり、4日発表の4月決算や今期の見通しが注目されて2日続けて大幅高、2014年以来の高値を連日更新。

 省電舎ホールディングス<1711>(東2)は10.7%高となり、日本経済新聞6月15日付朝刊で、「東京都はエネルギー分野に資金を供給する官民ファンドについて、太陽光発電所への投資案件で約23億5600万円を回収した。(中略)出資額は15億円」などと伝えられたことに注目する様子があるとされて出直り急。Casa(カーサ)<7196>(東2)は11日に発表した第1四半期決算(2~4月)などが材料視されて9.5%高。

 アプリックス<3727>(東マ)は11日付で屋内測位・位置情報システム市場向けソリューションの開発を開始し「groma(仮称)」を発表したと同社HPのニュース欄にリリースしたことなどが注目され、急反発しストップ高の32.4%高。ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>(東マ)はケイマン諸島に社籍を置き、香港に事業本部を構え、100%子会社として新華モバイル(香港)Ltd、約65%出資しカナダのトロント・ベンチャー証券取引所に上場するGINSMS、約43%出資するシンガポールのActivateInteractivePte.Ltdなどを持ち、4月以降は相場つきが一変して値幅妙味が出てきたとされて2日連続ストップ高の15.1%高。

 佐渡汽船<9176>(JQS)は新潟県知事選を受け「佐渡金山」の遺跡群の世界遺産登録運動が広がりそうとの期待などが言われて後場ストップ高の31.0%高まで上げ大引けは19.7%高。シーズメン<3083>(JQS)はストップ高の16.6%高となり、6月4日発表の月次販売速報(5月分)が材料視されて6日にストップ高となり、以後出直りを強めて再び急伸した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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