銀座のソニービル跡地に「Ginza Sony Park」、8月9日開園
2018年6月8日 17:54
ソニーは、「Ginza Sony Park」を8月9日に開園すると発表した。1966年に完成、2017年3月末に営業を終了した東京・銀座のソニービルをリニューアルする形だ。数寄屋橋交差点に面した公共スペース、いわゆる「ソニースクエア」として知られる銀座の庭をさらに拡大し、「変わり続ける公園」というコンセプトで運営するという。
【こちらも】ソニーのAI統合開発環境 クラウドでの高速学習サービスを開始
Ginza Sony Parkは東京都中央区銀座5-3-1、外堀通りと晴海通りの交わる数寄屋橋交差点に面している。2009年のデータでは公示地価日本第3位を誇った、日本でも有数の「一等地」にあるビルだ。
Ginza Sony Parkは、約707平米のフラットな地上部分と、地下4層からなる「ローワーパーク(Lower Park)」で構成された、垂直立体公園となる。様々な店舗が入り、個性豊かなパートナーとともに種々のイベントが開催される予定となっている。
各階のコンセプトを見ていこう。まずはGL(グラウンドレベル)、地上フロア。世界各地から集められた特別な植物を植え込むが、それが購入可能であるという「買える公園」というコンセプトになる。
次に地下1階。「THE CONVENI」というコンビニエンスストアが入る。コンビニエンスストアではあるが、藤原ヒロシ氏をディレクターに迎え、ユニークなアイテムを取り揃えるという。また、ミシュランの星を持つ店による飲茶スタンド「MIMOSA GINZA」も地下1階に入る。
地下2階はイベントスペースとなり、また東京メトロ銀座駅のコンコースに直結する。
地下3階は「トラヤカフェ・あんスタンド」の店舗と製造所が入る。
地下4階はコンセプトデリ「“BEER TO GO”by SPRING VALLEY BREWERY」がオープン。ライブ会場も位置し、ライブを楽しみながらの飲食も可能だ。
開園時間は、5:00~24:30を予定している。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)