「アンバランス伝送でバランス伝送と同等の音質」のケーブルが発売

2018年6月6日 17:31

 アンバランス伝送用でもバランス伝送と同等の音質」を実現できるとうたうケーブルが発売された(AV Watch)。

 信号伝送では、ノイズの影響を軽減するために接地されていない2本の信号線を使って片方にオリジナルの信号、もう片方に逆位相の信号を送る「平衡接続(バランス接続)」という手法がある。バランス接続で機器間を接続する場合、通常は2本の信号線とグラウンドに接続された接地の合計3本の導線を利用することになる。しかし、一般的な民生用オーディオ機器の多くはバランス接続に対応せず、接地線と信号線の2本だけで機器間や機器とヘッドホン間を接続することがほとんどだ。

 今回発売されたケーブルでは、「信号経路における電子伝送の安定性を最大限に高めるというもので、両方の信号線が同じ極性の信号を伝送するバランスケーブルと同様の効果が得られ、高SN比な伝送を可能にする」「信号経路全体で電子と抵抗の両方が均等にならないため、PBは電子伝送の過程でトラフィックを誘導するガイドとして機能。PBを使用することで、すべてのケーブル素材はオリジナリティーを発揮し、自然かつ原音に近いサウンドクオリティを実現する」という。

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