【銘柄フラッシュ】日本通信など急伸しラクスルは上場2日目も人気が強く11.2%高

2018年6月1日 16:50

 6月1日は、東証1部の値上がり率1位に日本通信<9424>(東1)が入り、群馬銀行などとのプロジェクトが金融庁の「FinTech実証実験ハブ」支援案件に採用との発表などが注目されてストップ高の42.0%高。

 東証1部の値上がり率2位はインフォマート<2492>(東1)の10.8%高となり、今期は3期ぶりに最高益の見込みなどとするため業績拡大への評価が再燃とされて高値を更新。

 3位はヨシックス<3221>(東1)の10.7%高となり、5月30日にいちよし証券による目標株価の引き上げが伝えられたのに続き、1日は東海東京調査センターが3360円から4100円に引き上げたと伝えられ注目が強まる形に。

 相模ゴム工業<5194>(東2)は5月中旬の前期決算発表を境に急動意となり、今期の2ケタ増収、純利益最高更新見通しなどへの評価が再燃とされて5.1%高となり3日続伸の急出直り相場に。JMACS<5817>(東2)は空中にタッチパネルが浮かび上がる非接触サイネージシステム「Nadis(ナディス)」への注目が再燃とされて4.4%高と出直り。

 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575>(東マ)はいきなり動意を強めて12.8%高となり、1日付で決算説明会の資料を同社ホームページにアップし注目されたとの見方。ラクスル<4384>(東マ)は上場2日目も人気が強く11.2%高と高値を更新。マネーフォワード<3994>(東マ)はインドのフィンテック企業への出資などが注目されて10.4%高となり戻り高値。

 日本テレホン<9425>(JQS)は4月決算の一部黒字化予想などが再注目される様子で15.5%高。アイフリークモバイル<3845>(JQS)は5月下旬に仮想通貨交換業などへの展開を含めた定款変更を発表してから急伸し、相場つきが変わったとの見方があり二段上げへの期待などが言われて12.1%高と大きく出直った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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