レオパレス21のアパート、建築基準法違反疑いの「施工ミス」見つかる
2018年6月1日 10:07
テレビ東京が29日、賃貸アパートを手がけるレオパレス21が販売したアパートの一部で施工に不備があり、建築基準法違反の疑いが高い状態になっていることを報じた(テレ東プラス、ハフィントンポスト、日経xTECH)。
レオパレス21のアパートでは昔から壁が薄い、防音性が低いなどとの噂があったが、テレビ東京の取材で本来屋根裏に設置が義務付けられている防火壁がなかったことが判明した。詳細がテレビで放映させる直前になりレオパレス21は同社アパートに「建築基準法に違反する疑いのあるものが発見された」との発表を行なっている。同社が確認を行なったところ、同社が5月26日までに調査済みの290棟のうち、合計38棟で建築基準法に違反する疑いのある問題が発見されたという。また、今後調査を拡大する意向も示している。
コストカットや工期短縮のために故意にこのような施工を行なったのではないかとの疑惑もあるが、同社経営陣は「経営レベルではそのような認識はない」と主張している。