【銘柄フラッシュ】システムズ・デザインなど急伸し新規上場のラクスルは一時36%高
2018年5月31日 17:05
31日は、東証1部の値上がり率1位にオプトホールディング<2389>(東1)の12.8%高が入り、朝、この日新規上場となったラクスル<4384>(東マ・売買単位100株)の株式を5月末現在で16.26%保有することや、当面は継続保有することを発表。ラクスルは一時36%高まで上げて快調。
2位はエラン<6099>(東1)の10.6%高となり、5月中旬に業績見通しの増額修正を発表して注目された上、下旬に東京支店の開設を発表し多ことなどが材料視されて上場来の高値。
3位はTATERU<1435>(東1)の10.1%高となり、「民泊」を法制化した住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月15日に施行されることなどを控え、主事業のアパート経営プラットフォームに追い風との見方があり出直り拡大。
アイスタディ<2345>(東2)は働き方改革法案の可決によりITエンジニアのためのキャリアアップ支援講習などに追い風が吹くとの見方があり急出直りの11.7%高。富士通コンポーネント<6719>(東1)は電気回路をコントロールするリレーなどで先行しドローンのロボット化報道が材料視されたとの見方があり5.9%高。
フィル・カンパニー<3267>(東マ)は5月締めの第2四半期業績に期待できそうとの見方があり12.2%高。31日新規上場のラクスル<4384>(東マ・売買単位100株)は公開価格1500円を9.7%上回る1645円で初値がつき、10時過ぎに36%高の2044円まで上げ、大引けは1999円。
システムズ・デザイン<3766>(JQS)はAI(人工知能)による知識検索システムとソフトバンクグループ<9984>(東1)との提携が注目されてストップ高の19.7%高。Shinwa Wise Holdings<2437>(JQS)は5月決算への期待が再燃とされて10.4%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)