【銘柄フラッシュ】サイバーエージェントが急伸しサンヨーホームズはTOBが材料視されてストップ高
2018年4月27日 16:25
27日は、東証1部の値上がり率1位にサンヨーホームズ<1420>(東1)が入り、日本アジアグループ<3751>(東1)によるTOB(株式公開買い付け、1株1200円)が材料視されてストップ高の17.7%高。
2位は双信電機<6938>(東1)の15.6%高となり、13時過ぎに発表した前期決算が各利益とも黒字転換し、今期は各々2ケタ増益の見通しとしたため注目が再燃し一時ストップ高。
3位は三菱総合研究所<3636>(東1)の14.8%高となり、26日に発表した第2四半期決算の進ちょく率などが注目されて急伸。
サイバーエージェント<4751>(東1)はゲーム開発子会社と任天堂<7974>(東1)との資本業務提携や大幅増益決算を材料に一時ストップ高の18.9%高となり大引けも14.2%高。
クレアホールディングス<1757>(東2)は赤字継続の見込みだが、経済産業省が新興市場の上場廃止基準の緩和を提言すると伝えられ、東証2部は新興市場に当たらないとの見方はあるが「上がれば官軍」で15.6%高。川崎近海汽船<9179>(東2)は11時30分に2018年3月期の決算を発表し、連結経常利益92%増加などが注目されて出直りが再燃し3.4%高。
アイペット損害保険<7323>(東マ)は上場3日目となり、対応動物病院数が4月1日現在で4421病院に拡大したことなどが再注目され、後発企業が追従困難な病院数をカバーしてきたとされて9.0%高と急反発。アライドアーキテクツ<6081>(東マ)は25日にグループ会社の提携を発表して注目されたとされ8.3%高。
シライ電子工業<6658>(JQS)は任天堂<7974>(東1)の「スイッチ」増産やインスペック<6656>(東2)がフレキシブル基板向け検査装置の月間最高額の受注を発表して急伸していることなどが連想買いを招いたとの見方がありストップ高の17.4%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)