【銘柄フラッシュ】レカムなど急伸しマネックスGはコインチェックの業績開示も好感され活況高
2018年4月26日 17:06
26日は、東証1部の値上がり率1位がバリューコマース<2491>(東1)となり、25日に発表した第1四半期決算を受けて業績上振れ期待が出たとされてストップ高の22.2%高。
2位はマネックスグループ<8698>(東1)となり、昼前に3月決算の発表とともに先頃買収した仮想通貨事業のコインチェックの業績も開示し、不透明感が晴れたとの見方があり、後場は買い気配のままストップ高の17.5%高を続け大引けで配分商い。
3位は日本航空電子工業<6807>(東1)の16.5%高となり、25日発表の今期業績見通しなどが注目されて後場一段ジリ高。
東京ボード工業<7815>(東2)はストップ高の13.6%高となり、このところチャート妙味が整っていたとされ、木の繊維から作る強度素材「セルロースナノファイバー」(CNF)をクルマのボディに活用する報道を受けて連増改が波及したとの見方。インスペック<6656>(東2)は検査装置の連続受注発表が注目されて13.1%高と急伸。フライトホールディングス<3753>(東2)は電子マネーなどのマルチ決済システム「Incredist(インクレディスト)」のドコモショップでの採用発表が注目されて8.7%高。
ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は自動運転にも最適な新AIプロセッサーの発表などが注目され2日連続ストップ高の16.1%高。ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>(東マ)(旧・新華ホールディングス・リミテッド、2017年12月14日付で現社名に変更)は上位株主による新株予約権の譲渡先を巡り思惑買いが殺到し14.4%高。
レカム<3323>(JQS)は中国子会社の上場申請発表が好感され後場から急伸しストップ高の38.8%高。フォーサイド<2330>(JQS)は仮想通貨マイニング(採掘)事業の稼働開始時期を5月11日と発表したことなどが材料視されて12.1%高となり出直りが再燃した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)