いよいよ3月期決算発表が本格化、SMBC日興証券(花田浩菜)
2018年4月24日 11:46
*11:46JST いよいよ3月期決算発表が本格化、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
4/24付の「DailyOutlook」では、3月期決算について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『本日の日本電産(6594)を皮切りに、3月期決算主要企業の決算発表が本格化する。明日は東京エレクトロン(8035)、26日にはキーエンス(6861)やファナック(6954)などの発表が予定されている。27日は、ソニー(6758)、信越化(4063)、ホンダ(7267)など前半戦の山場を迎える』と伝えています。
続けて、一般的に、3月期決算企業の新年度業績見通しの前提は前年度の3月ごろの為替レートや市況を参考に、それよりもやや保守的に組むケースが多いことを挙げ、『2017年度の場合、3月の平均ドル円レートは113円程度であったのに対して、輸出関連企業の期初前提は110円程度に集中していた。今年3月の平均ドル円レートは106円程度であり、昨年3月比で7円程度の円高である。今回は103円前後のドル円前提で業績見通しを立てる企業が多いと想定される』と分析しています。
さらに、『会社計画(ガイダンス)が保守的な年については、本決算までは「ガイダンスリスク」を織り込む形で株価は低調に推移するものの、本決算以降は先行きの業績上方修正期待が高まって株価は堅調となる傾向がある。今回もガイダンスリスクは既に徐々に織り込まれつつある。5月ごろまでが押し目買いの好機といえよう』とまとめています。
最後にレポートでは、ガイダンスが低調な年のTOPIX推移をグラフにして紹介していますので、詳しくは4/24付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》