2008年に大気圏に突入の微小天体、かつて太陽系に存在した惑星の残骸か
2018年4月21日 18:44
2008年に地球の大気圏に突入し、成層圏内で爆発した天体「2008 TC3 」はかつて太陽系に存在した惑星の一部だったのではないか、という説が出ている(AFP、Nature Communications掲載論文)。
この惑星は火星や水星ほどの大きさで、ほかの天体と衝突して砕け散ったと考えられているもの。今回研究チームが地球に降り注いだこの天体の破片に含まれているダイヤモンドを調べたところ、水星から火星ほどの大きさの惑星上にしか存在し得なかった圧力の下で形成された可能性があることが分かったという。