豪華キャストと長澤まさみの入浴シーンが話題に!「コンフィデンスマンJP」2話レビュー

2018年4月21日 10:09

■フジのレッテルをはねのける魅力を持つ「コンフィデンスマンJP」

 4月16日にフジの月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」の第2話が放送された。本ドラマは基本的に1話完結となっており、各エピソード毎にゲスト出演者が登場する。第1話では江口洋介が出演したが、第2話では2人のベテラン女優がゲストとして出演した。

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■ボクちゃんの純粋な思いから詐欺がはじまる

 いつものごとく詐欺を働いていたダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)。しかし、再びボクちゃんは詐欺稼業から足を洗うと言い出し、2人の前から姿を消してしまう。だが、数カ月後にはダー子とリチャードの前に戻って来たのだった。

 ボクちゃんが2人の元に戻ったのは、自分が住み込みで働いていた旅館「すずや」に理由があった。仕事を探していたボクちゃんの目にとまったのは、ある旅館のポスターだった。まずはゆっくりしようと考えたボクちゃんは旅館のある場所へ向かい、そこで「すずや」の住み込みアルバイトのチラシを見つける。その旅館野女将である操(本仮屋ユイカ)の魅力に惹かれながら、ボクちゃんは心が洗われていくような気分になる。

 しかし、その旅館に大手ホテルチェーンの社長である桜田しず子(吉瀬美智子)がやってくる。彼女はあらゆる旅館やホテルを買収し、最終的には日本中のホテルを牛耳ろうと考えていた。そのためならばあらゆる手段を選ばない彼女のやり方には悪評があり、「すずや」の従業員も買収に納得していなかった。

 そこで、つらそうな操の姿を見たボクちゃんはしず子をだまし、「すずや」再建のためのお金を奪い取りたいと考えたのだ。その話を聞いたダー子とリチャードは、大きな仕事にテンションを上げて参加することにするのだった。

■誰が味方かわからない騙し合いのゲーム

 操のために詐欺を働きたいボクちゃんと、なんとしても金を手に入れたいダー子。理由は違えど目標を同じくする2人が手を組み、まんまとしず子を騙すまでの過程を2話では描いている。ギャグのテイストはもちろんのことで、相変わらずハイテンションな長澤まさみの演技からは目が離せない。さらに、ドラマのラストでは何気なく入浴シーンまで挟みこまれ、多くの視聴者が驚いたようだ。

 しかし、1話に比べると「詐欺」という部分は少しインパクトが弱くなっており、ギャグのテイストが強めになっているようにも感じる。もう少し詐欺の部分にも力が入ってくると、今後より見ごたえのあるドラマになるだろう。

 「コンフィデンスマンJP」はフジ系列にて月曜21時から放送中。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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