小田急、本厚木駅上りホーム下り専用エスカレーターを4月21日より使用開始へ

2018年4月19日 05:26

 小田急電鉄は、4月21日の初電から、小田原線・本厚木駅上り(新宿方面)ホームの下り専用エスカレーターの使用を開始する。

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 本厚木駅は、2016年度の一日平均乗降人員が15万人を超え、小田急全線でも第6位の利用者を持つ。2013年4月から、東口への新改札設置など、大規模リニューアル工事により商業施設と駅施設を一体化したほか、耐震補強工事にあわせてトイレのリニューアルを実施して、バリアフリーに対応するなど設備の充実を図ってきた。

 設置場所は本厚木駅 新宿方面3番・4番ホームで、小田原寄りホーム階から中央改札口にかけてのエリア。

 今回、駅構内の上り(新宿方面)ホームのエスカレーターを従来のホームへの上り専用に加えて下り専用を増設することで、ホームから改札までの移動がスムーズになり、利便性を高める。なお、下り(小田原方面)ホームの下り専用エスカレーターは2019年度に増設を予定している。

 同社ではこれまでも駅の利便性向上の取り組みとして、エスカレーター・ホーム待合室を設置してきた。エスカレーターは、これまでに全70駅のうち35駅に設置。冷暖房完備のホーム待合室は、全70駅のうち47駅に設置が完了している。

 比較的マンモス駅だった本厚木駅への設置が今になったのは、一つには他社電鉄との相互利用がなかったからと言えるだろう。今後は同電鉄単体での利用駅にも設置が期待できそうだ。(記事:M_imai・記事一覧を見る

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