個人投資家アイデア投資家:テンバガー候補銘柄の1~3月パフォーマンス前編【FISCOソーシャルレポーター】
2018年4月16日 10:13
*10:13JST 個人投資家アイデア投資家:テンバガー候補銘柄の1~3月パフォーマンス前編【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年4月6日23時に執筆
テンバガー(10倍株)になる可能性を秘めた銘柄として、年初に以下5条件から42社をリストアップし、その一部銘柄を当コーナーで紹介してきた。
(42銘柄の確認については”アイデア投資家”でインターネット検索し、当ブログへ訪問頂ければと思う)
<テンバガー候補企業の5条件>
・時価総額300億円以下で、上場市場はJASDAQ、マザーズ、東証2部
・上場から10年以内
・PER100倍未満(1月4日終値べース)
・過去3年平均売上高成長率10%以上
・過去5年の売上高・経常利益トレンドが右肩上がり(設立5年未満の場合は3年で確認)
今回、2018年1~3月期が終わったため、株価パフォーマンスを1月4日始値と3月30日終値の比較で確認した。
その結果、19銘柄がプラス、3銘柄が変動なし、20銘柄がマイナスのパフォーマンスとなったが、中身を見ると4銘柄が50%以上のプラスとなる一方、30%以上マイナスなのは1銘柄にとどまった。
50%以上のプラスになった4銘柄のうち、2銘柄を前編で紹介する。
1社目が東証マザーズに上場するMRT<6034>。2000年設立、2014年上場。
非常勤医師紹介サイトの運営などを手掛ける。
1月4日始値1,640円に対し、3月30日終値2,760円と約68%のプラス。
株価が動いたタイミングで、何となくその要因を推定できたのは以下の2回。
1回目は1月30日頃で、持分法適用関連会社が発表した高精度微量血液検査技術とブロックチェーンが融合するヘルスケアプラットフォーム構築と開発資金の調達におけるICO検討が材料視されたもよう。
2回目は3月26~27日にかけて、職業紹介などを手掛けるCBキャリアの子会社化で営業基盤強化が材料視されたもよう。
2社目は、東証マザーズに上場していたレノバ<9519>。2000年設立、2017年上場。
太陽光など再生可能エネルギーによる発電と開発・運営を手掛ける。
1月4日始値1,194円に対し、3月30日終値2,211円と約85%のプラス。
株価が動いたタイミングで、何となくその要因を推定できたのは以下の2回
1回目は2月22日頃で、東証1部への上場市場変更が材料視されたもよう。
2回目は3月26日頃で、テレビ番組の洋上風力発電特集に同社が取り上げられて以降、株価は堅調な動きが続いたようだ。
いかがだっただろうか。今回は大幅なリターンとなったマザーズ上場のMRTとレノバを紹介した。後編は50%以上のプラスになった残り2社を紹介する。
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執筆者名:アイデア投資家
ブログ名:アイデア投資家《FA》