ほぼ日の18年8月期第2四半期は増収増益、主力の「ほぼ日手帳」など好調
2018年4月16日 09:51
■新商品『ほぼ日のアースボール』を12月に発売
著名コピーライターの糸井重里氏が社長のほぼ日<3560>(JQS)は13日、2018年8月期第2四半期業績(非連結)を発表した。
売上高は33億35百万円(前年同期比22.8%増)だった。主力の『ほぼ日手帳』は、新判型『ほぼ日手帳weeks MEGA』を11月に、『ほぼ日5年手帳』を12月に投入し、それぞれ売上に寄与した。また、米国のAmazon.comや中国のWeChat上にそれぞれオフィシャルショップを開設。海外ユーザーの拡大に努め、『ほぼ日手帳』全体の売上は前年同期比で増加した。また、第2回「生活のたのしみ展」を六本木ヒルズアリーナで開催。前回より店舗数を倍増させ、会期も5日間に。取引件数は約31,600件となった。 さらに、新商品『ほぼ日のアースボール』を12月に発売。専用アプリをインストールしたスマートフォンなどをかざすと、AR技術により世界各国の写真や動画などにアクセスでき直販、卸共に好調だった。
利益面は、「生活のたのしみ展」の仕入れ販売など、原価率が相対的に高い商品が売上伸長を牽引したこと、商品構成の広がりに伴って商品評価損が発生したことから、売上原価が増加した。また、販売費及び一般管理費では、売上増に伴い、発送費が増加。さらに、中長期の成長に向けて人材採用及び外部人材への業務委託を積極化したことなどにより販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は7億52百万円(同4.6%増)、経常利益は7億54百万円(同5.6%増)、四半期純利益は5億22百万円(同12.9%増)となった。
2018年8月期業績予想は、売上高は前期比16.4%増の46億74百万円、営業利益は同0.5%増の5億03百万円、経常利益は同4.8%増の5億05百万円、純利益は同2.4%減の3億32百万円としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)