ローランド、"ハイブリット・ドラム"実現の音源モジュール「TM-6 PRO」

2018年4月15日 10:47

 ローランドは、ドラムと接続して様々なサウンドを再生できる音源モジュール「TR-6 PRO」を21日に発売すると発表した。同機種は、音楽業界で増加傾向にあるデジタルとアナログのハイブリットなサウンドを実現できる。

【こちらも】ローランド、スマホアプリやハイレゾ対応のオーディオレコーダー発売

 別売のドラム用トリガー「RT-MicS」を通常のドラムに取り付けることで、比較的簡単にエレクトロニックなサウンドに変換可能だ。価格はオープンとなっている。

●デジタル音とアナログ音を融合

 「TR-6 PRO」は、ダンス系のデジタル音とアコースティック楽器のアナログ音を融合できる音源モジュールだ。

 500パターンのサンプル音源を内蔵ており、デジタル色の強いエレクトロニックな音源や、古いドラムマシンような音源、アナログドラムのサウンドを装飾する音源など様々なサンプルを利用できる。通常のアナログドラム音源は、英国の「ロック・フィールド・スタジオ」で録音された高音質なサウンドとなっている。

●「TR-6 PRO」の主なスペック

 ドラムのキット数は100パターンで、プリセットされているインストは268パターン、ユーザーサンプルは500パターンとなっている。対応している外部記憶装置は、SDカードで大容量のSDHCも利用できる。記録できるファイル形式はMP3とWAVファイル。WAVファイルは、24ビット、44.1キロヘルツの音質に対応している。

 搭載している接続端子は、MIDIアウト端子、USB端子、電源端子、PHONES端子、トリガーイン端子、マスターアウト端子、ダイレクトアウト端子、フットスイッチ端子などだ。重量は1キログラム、サイズは幅228ミリ、奥行きが233ミリ、高さが66ミリとなっている。

 別売品として、シンバルパッド、キックトリガーパッド、ハイハットコントロールペダル、フットスイッチ、接続ケーブル、パーソナルトラムモニターなどがある。

関連記事

最新記事