追加キャストでさらに過熱!「西郷どん」の龍馬を務めるのは小栗旬!
2018年4月10日 11:11
■大物キャストでさらに盛り上がりを見せそうな「西郷どん」
4月8日に「西郷どん」の第13話が放送された。吉之助と篤姫が密かな恋心を見せる中、物語はいよいよ大政奉還へと向かう予兆を感じさせ始める。その動きに合わせて追加キャストも分かってきたが、ベテラン女優だけでなく、今最も俳優で勢いがあると言っても過言ではない小栗旬の登場も決定した。
■久々の帰郷となった吉之助
大地震の発生により篤姫(北川景子)の輿入れは延期になったが、安政3年に、徳川家定(又吉直樹)の元へ嫁ぐことになった。その一方で吉之助(鈴木亮平)は斉彬(渡辺謙)の命を受け婚礼の準備を行うことになる。斉彬の約束通り1年でそのすべての準備を終えたことで、吉之助ははじめて斉彬から酒を賜ることになる。一緒に飲みかわすことで斉彬の腹の中をより深く知ることができたと感じる吉之助は、更なる精進を誓うのだった。
大きな仕事を終えた吉之助は、約3年ぶりに薩摩へ帰ることが許される。苦しい家計にも負けず切り盛りしている吉二郎(渡部豪太)たちが総出で吉之助を迎え、つい顔がほころんでしまう。さらに、正助(瑛太)をはじめとする同郷の仲間が吉之助の帰郷を祝って宴会の席を設ける。
正助をはじめ仲間たちは吉之助に色々と聞きたいが、根が真面目な彼は密命のこともあって話を切り出すことができなかった。あまりに真面目過ぎる吉之助の態度に仲間たちが呆れる中、正助が満寿(美村)との結婚が決まったことを報告する。吉之助の話から正助の結婚話にすぐ切り替わり、宴会はまた熱気を帯びていった。
■里に置いてきた「忘れもの」を取って帰る吉之助
正助の結婚が決まってお祝いムードの中、 老中・阿部正弘(藤木直人)が急死するなど江戸幕府はまだまだ混迷を極めていた。吉之助もまたすぐに江戸へ帰らないといけなくなった際、彼は「正助を江戸に連れて帰って欲しい」と斉彬に懇願する。
しかし、この行動は正助のプライドを大きく傷つけてしまい、2人の溝が深まってしまう結果となった。今までに経験したことのないケンカとなってしまい、吉之助は正助と仲直りできないまま旅立ちの日を迎えてしまう。意地を張って動こうとしない正助に対し、満寿が気を使って背中を押し出す。
すぐに吉之助を追いかける正助だが、なぜか反対側の道から吉之助がやってくる。鉢合わせになった吉之助は正助に対して「忘れものをした」と言い出す。正助がその忘れ物が何かと聞くと「おはんじゃ、大久保正助を忘れて来た」と言ってのけるのだった。
吉之助と正助の熱い友情に多くの反響を呼ぶこととなった13話。しかし、現実世界の鈴木亮平の友情が小栗旬を動かし、なんと坂本龍馬役として出演することが決定した。「薩長同盟」など幕末を語る上で外せない偉人という大役だが、小栗旬ならば独自の坂本龍馬を見せつけてくれると期待できる。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)