マザーズ指数は4日ぶり反発、直近IPOブティックスがストップ高、ビープラッツは初値4.5倍/マザーズ市況

2018年4月5日 17:04


*17:04JST マザーズ指数は4日ぶり反発、直近IPOブティックスがストップ高、ビープラッツは初値4.5倍
 本日のマザーズ市場は、投資家の警戒感後退を背景に買い優勢の展開となった。日経平均が一時400円を超える上昇となり、中小型株でも安心感が広がった。引き続き直近IPO銘柄などが買われたが、時価総額上位銘柄はやや戻りが鈍く、マザーズ指数の上昇率は日経平均に比べ低位にとどまった。なお、マザーズ指数は4日ぶり反発、売買代金は概算で923.27億円。騰落数は、値上がり138銘柄、値下がり100銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄のRPA<6572>がマザーズ売買代金トップ、アジャイル<6573>が同2位となり、ともに強い値動きを見せた。前日に初値を付けたブティックス<9272>は買い気配のままストップ高比例配分となった。その他では、UNITED<2497>、神戸天然物化学<6568>などが上昇し、SOSEI<4565>は小高い。フリーランスの経済規模拡大と伝わり関連するクラウドW<3900>が16%超高となったほか、アドベンチャー<6030>による株式取得が判明した旅工房<6548>も大きく買われる場面があった。一方、SHIFT<3697>、FRONTEO<2158>などが下落し、MRT<6034>は小安い。また、直近で上昇が目立っていたJMC<5704>、直近IPO銘柄の和心<9271>やSOU<9270>がマザーズ下落率上位に顔を出した。
 なお、ビープラッツ<4381>は上場2日目の本日、公開価格の約4.5倍となる初値を付けた。《HK》

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