【銘柄フラッシュ】山陽百貨店が急伸し富士通フロンテックはカジノ関連とされて高い

2018年4月5日 07:08

 4日は、東証1部の値上がり率1位にペッパーフードサービス<3053>(東1)が入り、連続大幅な最高益更新の見込みなどへの評価が再燃とされて11.4%高となり年初来の高値を更新。

 2位は日東精工<5957>(東1)の10.6%高となり、東海東京証券が目標株価860円で投資判断を開始したと伝えられて注目が再燃。

 3位はシンニッタン<6319>(東1)の10.5%高となり、物流容器や、建設現場で使用される枠組足場や支保工材が繁忙とされて注目が集まり2010年以降の高値を更新。

 アジア航測<9233>(東2)は3月下旬から霧島・新燃岳の地形変化などが思惑材料視されて動意を強め、このところは米中貿易摩擦の影響を直接は受けない銘柄として再び上げ幅を広げて12.0%高。富士通フロンテック<6945>(東2)は手のひら静脈認証システムの機器組込み向けセンサーをさらに小型化し販売開始と3月中旬に発表しており、このところ国会でカジノ施設への入場者に関する論議が活発なため思惑が強まったとの見方があり4.3%高と出直りを拡大。

 串カツ田中<3547>(東マ)は3月の月次好調で活況高となり9.2%高。イオレ<2334>(東マ)は38万団体、670万人が利用するグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」Android版をフルリニューアル下との発表が好感されて6.3%高と出直り継続。

 山陽百貨店<8257>(JQS)は地盤の姫路で総合小売り大手の撤退があっ多ことなどが思惑材料視されて一段高となり遂にストップ高の17.7%高。ポエック<9264>(JQS)は「見える防潮堤」の景観配慮型防潮堤「SEA WALL(シーウォール)」の本格的な拡販への取組み開始などが注目されて4日続伸となり、3.7%高と3日連続高値を更新。トスネット<4754>(JQS)は警備保障業界がオリンピックに向けて一致協力して人手不足に対応と伝わり9.0%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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