マザーズ指数は続落、直近IPO銘柄には買い、ブティックスは初値持ち越し/マザーズ市況

2018年4月3日 17:03


*17:03JST マザーズ指数は続落、直近IPO銘柄には買い、ブティックスは初値持ち越し
 本日のマザーズ市場では、前日の米国株が大きく下落したことを受けて、リスク回避目的の売りが先行した。ただ、その後は日経平均が下げ渋るとともに、マザーズ市場でも押し目買いの動きが広がった。直近IPO銘柄の一角などが大きく買われ、物色は比較的活発だった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1033.32億円。騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり154銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄のRPA<6572>がマザーズ売買代金トップで17%高となった。比較的需給の良好な直近IPO銘柄は物色を集めやすかったようだ。その他の直近IPO銘柄ではSOU<9270>、神戸天然物化学<6568>、ファイバーゲート<9450>、ジェイテックコーポレーション<3446>などが売買代金上位に顔を出し、いずれも堅調な展開だった。ジェイテックコーポレーションは次世代集光ミラーの製品化を発表し、後場急伸する場面があった。直近IPO銘柄以外ではJMC<5704>、シルバーライフ<9262>、すららネット<3998>が大きく買われた。一方、アジャイル<6573>、MRT<6034>、ミクシィ<2121>、SOSEI<4565>などが下落。決算発表のメディカルN<3645>は急反落した。また、日本リビング保証<7320>は前日に初値を付けたが、本日はマザーズ下落率トップとなった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したブティックス<9272>は買い気配のまま初値が付かなかった。《HK》

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