アニメ『 デッドマン・ワンダーランド 』の魅力

2018年3月28日 16:27

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 マイナーアニメかも知れないけれど、一度見て後悔はしないアニメといえば『 デッドマン・ワンダーランド 』です。漫画が原作で、2011年にアニメ化された今作ですがその評価は好評。

 日本唯一の民間刑務所『 デッドマン・ワンダーランド 』を舞台にある事件をきっかけに死刑宣告をされた少年(主人公)が更迭され、信じがたい非日常に巻き込まれる。

 そんな興味を惹かれること間違いない作品のアニメ、漫画諸々のあらすじを紹介していきます。

Contents
1 『 デッドマン・ワンダーランド 』原作は漫画。そのあらすじとは2 グロ表現に耐性がない? でもアニメなら問題ない!3 気づけば夢中になっている。洗練された描写を書き上げた原作者はまさかのあの人!4 『 デッドマン・ワンダーランド 』非日常の中で輝く丸太の成長物語。見て後悔させません。

■『 デッドマン・ワンダーランド 』原作は漫画。そのあらすじとは


 10年前に東京を襲った大災害「東京大震災」により長野県へ疎開していた五十嵐丸太は、クラスメイト達と平凡な生活を送っていた。しかしある日、丸太の通う中学校に「赤い男」が現れたことで彼の運命は一転することになる。

 「赤い男」によってクラスメイト達を目の前で殺された丸太は、なぜかクラスメイトを殺した犯人に仕立て上げられ、無実の罪で死刑を宣告されて完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」(以降、「DW」)へ送致されてしまう。

 そこで丸太は自分が「赤い男」の手により「罪の枝」と呼ばれる特殊能力を持つ人間「デッドマン」になっていたことを知り、やがて幼馴染みの少女シロとの再会、そして他のデッドマン達との戦い・交流を経て「赤い男」を巡る陰謀に巻き込まれていくことになる。(原作漫画より引用)

 まず始めに、タイトルとあらすじを見てなんとなく察しがつくでしょうがこちらの『 デッドマン・ワンダーランド 』の内容は日常系やファンタジー物のような作品とは違い、すこしグロ要素があります。血飛沫などの表現も多様されており、正に青年向けと云うべき漫画です。しかし、それを踏まえた上で見て後悔しないと断言できるだけの魅力がこの『 デッドマン・ワンダーランド 』にはあります。

 魅力の全てを語ると結末のネタバレになってしまうため、掻い摘んで注目してほしい部分はやはり主人公、五十嵐丸太(イガラシガンタ)の成長にあります。中学生でありながら無実の罪で死刑宣告された彼は絶望し、死を望むまでに至ります。ですが、非日常の監獄の中、様々な大人の良い部分、悪い部分を見て感じ、知っていく内にその考えを改めていくのです。その成長過程は思わず応援したくなるほどで、気がつけば続きが気になっていく中毒性をもっているのです。

■グロ表現に耐性がない? でもアニメなら問題ない!


おすすめアニメ、漫画紹介『 デッドマン・ワンダーランド 』
 アニメを視聴する上で気になってくるのがグロ表現がどこまで忠実に再現されているのかです。手頃なアニメから見てみたいと思ってもグロ表現に耐性のない人からすると二の足を踏んでしまいます。

 ご安心ください。アニメでは『 デッドマン・ワンダーランド 』の内容を損なわな程度にグロ表現もしっかりと規制されており、マイルドな仕上がりとなっています。グロ表現に耐性のない人も安心してご覧になれます。
小ネタですが、アニメでは汚い言葉(スラング)もしっかり規制されてます。

■気づけば夢中になっている。洗練された描写を書き上げた原作者はまさかのあの人!


 青年向けながら古き良き少年漫画を感じる心揺さぶる描写が施された漫画『 デッドマン・ワンダーランド 』。原作者を調べてみると片岡人生さんと近藤一馬さんの二人組だということがわかりました。しかも、驚くべきことにこの二人、夫婦なのです。

 他にも「交響詩篇エウレカセブン」という有名な作品も手がけており、【デッドマン・ワンダーランド】で抱く中毒性にも納得できます。

■『 デッドマン・ワンダーランド 』非日常の中で輝く丸太の成長物語。見て後悔させません。


おすすめアニメ、漫画紹介『 デッドマン・ワンダーランド 』
 今回紹介した作品『 デッドマン・ワンダーランド 』に関して、余計な前情報はなく見てほしい作品の為ネタバレとなりうる要素を極力省かせていただきました。非日常の中で真っ直ぐに洗練されていく丸太の成長物語は手に汗握るものに仕上がっています。

 最後には必ず、よくやったと丸太に拍手を送りたくなることでしょう。

 グロ耐性のない人はぜひアニメを見てください。

 文章:kid04

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(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

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