トヨタ、レンタカーにレクサスを取り扱う「プレミアムクラス」を新設
2018年3月22日 17:41
トヨタ自動車は、同社のレンタカーサービスにレクサス車を取り扱う「プレミアムクラス」を新設し、トヨタレンタリース店の一部店舗で4月2日からサービス提供を開始すると発表した。取扱い店舗は順次拡大の予定とのこと。
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自動車産業は変革期にある。一説に100年に1度の変革期であるとも言う。そのような状況の中、はっきりしている事実もいくつかある。レンタカーが伸びているのである。その要因や背景などについては筆者の手に余るので論じることはしないが、ともかく、まずレンタカー市場の保有台数、これが2013年末の約61万台から、2017年末には約80万台まで伸長している。
特にプレミアムレンジのレンタカーの伸長が著しく、同じく約5,000台から約9,000台と変化しており、市場全体の伸びを大きく上回っている。
今回、トヨタはそのような市場ニーズの変化を受け、トヨタの高級車ブランドであるレクサスの魅力を、レンタカーで気軽に体験できる機会の提供をはかったというわけだ。
レクサスはブランドの名であるので一口にレクサスと言っても車種は多いわけであるが、多くの車種がレンタカーに投入される。
セダン「LS・GS・IS」、ハッチバック「CT」、SUV「RX・NX」などである。
また、車種ごとに最新型の車両(CURRENT)とモデルチェンジ前の古い車種(PREVIOUS)の両方を用意し、端的にいえばPREVIOUSの方が安い、というやり方で幅広い需要にこたえていくという。
なお、トヨタレンタカーwebサイトにおけるプレミアムクラスページも、4月2日から開設される予定となっている。webでの予約は当初には設定されないが、将来的には実装を予定しているという。
なお、キャンペーンサイトにアクセスしてアンケートに回答したユーザーにカタログギフトをプレゼントしたり、実際にプレミアムクラスを利用したユーザーにハンドクリームをプレゼントするキャンペーンも6月30日まで開催される。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)